Sackett先生のこと
記事テーマ:特別寄稿
EBMの父、Sackettが亡くなった。これは事件である。Sackettの「ClinicalEpidemiology」と出会わなければ、臨床医としての今の私はない。それは間違いない。そういう意味で、個人的には間違いなく大事件である。しかし、それだけではない。…
EBMの父といわれる、
David Sackett 師匠が2015年5月13日、
80歳で旅立たれました。
師匠がこれまで、
現代の医療に絶大な功績をもたらしてきたことは、
誰しも同意されるでしょう。
EBMから大きな恩恵を受けてきた一人として、
ここに哀悼の意を表したいと思います。
今回は特別増刊として、EBMに対する思いをまとめた追悼特集を企画しました。
記者のみなさんの熱い思いを、ぜひご覧ください。
(写真はEvidence-based medicineの初版と第2版、記者naoki_nagoより提供)
記事テーマ:特別寄稿
EBMの父、Sackettが亡くなった。これは事件である。Sackettの「ClinicalEpidemiology」と出会わなければ、臨床医としての今の私はない。それは間違いない。そういう意味で、個人的には間違いなく大事件である。しかし、それだけではない。…
記事テーマ:EBMと私
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記事テーマ:EBMと私
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記事テーマ:EBMと私
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「世界なんて簡単に変わるはずがない」 多くの人は疑いようのない事実だと考えてい…
渦中にいると気づかないぐらい ささいな判断の違いが 後になって大きかったとわか…
人らしさ それは人間が持つ、魅力的で神秘的なもの。 その聖域が 人工知能(AI…