地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2023年3月号 vol.9(3)

「薬剤効果」に関連する記事

便秘薬の定番!? 酸化マグネシウムの有効性・安全性について

「なんとなく便秘気味だなぁ……」という症状は、誰しもが経験する身近な健康問題だと思います。しかしながら、こうした健康問題は「便秘気味」という言葉に象徴されるように、とても曖昧な概…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2020年08月号 vol.6(8)

プラセボ効果とは何かー臨床における薬の効果(Effectiveness)を考える

過去2回にわたり、『健康の社会的決定要因』に関連したテーマを取り上げてきました【1】【2】。"健康状態の改善に医療が重要である"という信念はなかなか強固なものです。しかしながら、…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2019年03月号 vol.5(3)

配合錠を飲んだほうがイイですか?

高血圧治療薬や糖尿病治療薬などの慢性疾患用薬において、2種類の有効成分を配合した、配合錠が増えてきました。参考までに、我が国で発売されているARBとCa拮抗薬の配合錠を(表1)に…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2018年05月号 vol.4(5)

冷酷なエビデンスからあたたかな医療へ~曖昧性、不平等性、個別性~

心血管アウトカムに対するスタチン系薬剤は、一次予防、二次予防ともにその有用性が広く認められている薬剤である。[1]~[8]これまでに報告されているエビデンスという観点からすれば、…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2017年10月号 vol.3(10)

抗精神病薬が効くというのはどういうことですか?〜せん妄に対するエビデンスからの考察〜

「せん妄」という、病気というか、状態があります。ひとことで言えば、一過性に全般的な認知機能が障害される意識障害のことです。その結果、意識がもうろうとした感じでわけの分からない言動…

  いいね!   89089314 89089314 from 2017年05月号 vol.3(5)

開かれた医療とその敵:第2節-明確性をもたらすものを盲信した果てに-

正しい医療の在り方は、権威ある学術団体が、質の高いエビデンスを用いて、妥当性の高い方法論で作成した「診療ガイドライン」に存在する、という考え方がある。近年、Gradingof R…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2016年12月号 vol.2(12)

新規抗精神病薬アセナピンとはどのような薬ですか?

先日、アセナピン(シクレスト®)という抗精神病薬が承認され、いよいよ販売開始となりました。抗精神病薬というのは、幻覚妄想などの精神病症状を治療するための薬で、主に統合失調症のよう…

  いいね!   89089314 89089314 from 2016年07月号 vol.2(7)

「事例から学ぶ疫学入門」第8回:予防的薬剤効果の実効性を探る

[薬の効果をどう記述する?]薬の効果といっても様々ですが、今回は高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの慢性疾患に用いられる薬の効果について考えていきます。慢性疾患に用いる薬剤は、将来…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2016年05月号 vol.2(5)

告知:第2回薬剤師のジャーナルクラブ リアルワークショップ開催のお知らせ

薬の効果について思考する、これは僕たち臨床に従事する薬剤師にとって基本的な職能の一つです。薬がどんな人に、どれくらい、どのような効果を発揮するのか、僕たちは常に考えながら臨床に関…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2016年05月号 vol.2(5)

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渦中にいると気づかないぐらい ささいな判断の違いが 後になって大きかったとわか…

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人らしさ それは人間が持つ、魅力的で神秘的なもの。 その聖域が 人工知能(AI…