0.はじめに
非薬物療法特集をひたすら続けています。今回は手術に関する話題を。手術前後に行うべき非薬物療法って実は結構色々あるのですが、今回は「早期離床」ということを考えてみたいと思います。
要は術後できるだけ早く動きましょう!という話です。本当に早く動いた方が良いのでしょうか?私自身、高校生で初めて全身麻酔の手術を受けましたが、その時は尿道カテーテル留置の痛みで動くどころではありませんでした。
さてさて、痛みを押してでも動いた方が良いのか?少し一緒に考えてみたいと思います。
1.ある日のひとこま
***********こんなことを経験しました***********
看護師「手術おつかれさまでした。どこか痛いところある?」
わたし「・・・そりゃあまあ傷が痛いですよね、ものすごく。」
看護師「そうなのねえ。痛み止めは使っても良いからとにかく頑張って動いてね。」
わたし「え!?動くんですか・・・ちょっと体の向きを変えただけでも痛いんですけど
・・・」
看護師「でも先生はどんどん動きなさいって言ってたわよ。」
わたし「動くと何か良いことがあるんですか?」
看護師「そりゃあ術後の回復が良いのよ、きっと。」
わたし「ホントですか?痛み取れたらリハビリやりますからちょっと待ってくださいよ〜」
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