0.はじめに
さて、「医療者っておもしろ!」特集第二弾。まあ、あんまりおもしろがっていてもいけないんですが、それでも非常に興味深いです。そして、今回取り扱ってみたいテーマは、医療者と喫煙です。世は禁煙全盛期!?で、分煙・禁煙化が進んでいます。病院や診療所はさらに禁煙を積極的に推し進めている、ある意味急先鋒みたいな場所ではあります。
にもかかわらず、正直なところ医療者の喫煙って結構ある気がしますよね。つい先日も禁煙外来を設けている島根県の病院が、敷地内で職員が喫煙していたとの理由から4年半分の診療報酬の返還を求められ約2000万円を返還したというニュースも報道されていました。
実際のところ医療者の喫煙率ってどんなものなんでしょう?そして職種によって違ったりするのでしょうか?また、診療に影響するものでしょうか?今回は医療者と喫煙について考えていきたいと思います。
1.ある日のひとこま
***********こんなことがありました***********
わたし 「なんだかさっきの看護師Bさんタバコのにおいがしたんだよねえ。」
看護師A「ああ、Bさん吸ってますからねえ」
わたし 「あ、そうなんだあ。この間COPDの人と話してたときに一緒に"タバコはダメですよ”って言ってただんだけどなあ・・・」
看護師A「まあ、もちろん患者さんには言いますけどね。自分とは違うんじゃないですか?」
わたし 「そんなもんですかねえ。」
看護師A「そうですよ!昔はよく先生達とも喫煙所で一緒になって色々話したんですよ。」
わたし 「ええっ!?Aさんも吸ってるの?」
看護師A「昔ですよ、昔ね。ウフフフフ・・・」
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