地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2017年2月号 vol.3(2)

新しい抗アレルギー薬は既存薬より有効?

2017年01月22日 19:53 by ph_minimal
「ハックション!!」
 正月に部屋を片付けていた私に襲い掛かるハウスダスト。
 マスクをしない私、くしゃみ乱発。
 そんな私の頭に思い浮かんだのは、花粉症シーズンを目前にして新しく発売開始となった以下の抗アレルギー薬です。
  • デスロラタジン
  • ビラスチン
 もちろんこれらの薬を思い浮かべたところで私のくしゃみは止まりませんので豪快なくしゃみが続き…、
「ハ、ハ、ハック…フゥー」
 やがて、ムズムズするけど、くしゃみが出そうで出ない寸止めゾーンへ突入。
 私はひたすら鼻をかんで耐え忍びながら、そろそろ花粉症シーズンだなぁ…今年は前述の新製品の処方が増えるのだろうか…今シーズンの抗アレルギー薬の在庫管理は…と正月なのに仕事のことを考えてしまい、風呂上がりの犬のようにぶるぶると頭を振って、頭の中から仕事を振り払いました。

 さて、この両薬剤ですが新発売の話を聞いたときに思い浮かんだイメージは、重量制限ギリギリの乗り物に新たに2人も乗り込んできた!という感じです。

 乗組員(既存の抗アレルギー薬)からは、
「おいおい、ここはもういっぱいだよ。おれたちだけで充分だよ」
「別に乗ってもいいけど、おまえら役に立つの?どうせおれたちと似たような能力だろ?」
などとツッコまれる新しい乗組員2名。

 読者の方々いかがでしょう?そんな印象じゃなかったですか?
 患者さんにとっては治療薬の選択肢が増えるのは良いことかもしれませんが、既存薬と比べて有効性/安全性にそれほど違いがあるのでしょうか。

 今回は、この新しい乗組員の実力について調べてみたいと思います。
 
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