地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2017年11月号 vol.3(11)

編集後記

2017年10月30日 01:15 by bycomet

 今月号も最後までお読みいただき、ありがとうございます。いかがでしたでしょうか。

 今月号から、新しい連載もはじまりました。

 ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください。読者コミュニティでは読者限定で書き込みが可能となっております。こちらもあわせてよろしくお願いします。

 

個人的な体験からあたたかな医療をさぐる

 2017年10月号の編集後記をふりかえっておきます。

 ところで、「冷たい医療」の対極にある「あたたかい医療」とはどんな医療のことでしょうか。一体どのような医療なのか、今のところぼくはぼんやりしたイメージしかありません。

 医療者はそれを示すことができていないように思えます。きわめて主観的なもので、定義することさえ難しいのかもしれませんが。

 それでも、おそらく医療の利用者のほうは、それを明確に区別できるのではないでしょうか。どんな医療が冷たくて、どんな医療があたたかいのか。そして、利用者はあたたかな癒し手と医療を求めているはずです。

 ぼんやりしたイメージを明確にすることができるのか。「冷酷なエビデンス」と「あたたかな癒し手」は両立できるのか。これからも考えていきたいと思います。

 企画特集「冷酷なエビデンス」のあと、それではあたたかな医療とは何か、ここを模索していくことが当誌の課題だろう、と感じたところでした。

 今月号のspitzibaraさんの記事 「母乳」をめぐる個人的な体験 は、まさにここに呼応していただいたかのような記事でした。心痛めた過去のつらい体験を文章化していただきましたが、医療者にとってたいへん貴重な手記です。

 医療の利用者はよく見ています。そしてあたたかな医療を感じとることができます。

 医療者はこうした声を拾い上げながら、日々の医療を見直していく必要があるでしょう。エビデンスは冷酷ですが、医療はあたたかなものにしていくほうがよく、それをつないでいるのは医療者の癒し手なのです。

 これからも、こうした話題を考えていきたいと思います。

 

看護師の視点から

 久しぶりに記者を新規登録させていただきましたので、ご紹介します。

 kangosyoku_no_ebm さんです。

 読者のみなさんの中には、本拠地ブログ「看護職のEBM」でおなじみかもしれません。

看護職のEBM

 以前、Evidence-based nursing (EBN)というコトバや雑誌までありましたが、雑誌は廃刊となり、EBNというコトバも忘れ去られたようでした。

 そんな中、看護師の視点からEBMを取り扱っている、数少ないブログのひとつです。

 看護師・保健師という立場でEBMをどのように取り組んでいけばよいのか、当誌に新たな視座を提供していただけるものと、期待しております。

 準備ができ次第、連載記事をご寄稿いただく予定です。ご期待ください。

 

読者登録お願いします

 おかげさまで、ひきつづき読者数は順調に推移しております。ありがとうございます!!

 記者のみなさん、Publishersさん、そして読者のみなさんの支えなくしては、ここまで来れませんでした。

 さらに質の高いウェブマガジンを目指して、挑戦をつづけたいと思います。これからも、ご支援よろしくお願いいたします。

 サイドバーの「読者登録する」ボタンか 地域医療ジャーナルの読者登録 からどうぞ。(読者登録もわかりやすくなったようです。)

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 それではまた、来月。

 

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