みなさん、こんにちは。
暑い夏もようやく一段落となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今月号も連載「かぜの研究」をはじめたいと思います。といっても、今回は肺炎がテーマです。
かぜかと思って受診したところ、実は肺炎が見つかる、ということはしばしばあります。かぜにしては上気道症状や所見に乏しく、症状回復が遅れていたり、呼吸が早くなっていたりなどの特徴で疑うことになるわけですが、超音波検査やX線検査をしてはじめて診断できることもあります。
特に高齢者の場合初期にはかぜと見分けがつきにくく、肺炎を見逃してしまうこともあるかもしれません。
今回は「肺炎の診断」がテーマです。診断を改善しようという研究をひとつご紹介します。
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