あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
さて、かぜの研究は連載第40回となりました。ここで初心に帰って、ペラルゴニウム シドイデスをとりあげたいと思います。といっても個人的な理由ですが、ぼくの本拠地ブログ「地域医療日誌」の初めての記事がペラルゴニウム シドイデスについてだったということなのですが。
ペラルゴニウム・シドイデス(Pelargonium sidoides)とは、南アフリカ原産、フウロソウ科ペラルゴニウム属・半耐寒性常緑多年草(花4~8月・草丈20~40cmくらい)。この根の抽出物が薬として使われています。
海外では「ウンカロアボ」(ドイツ、市販薬)、「ウムカミン」(韓国、処方薬)など、かぜ薬として市販されている国もあるようです。
ちょうど、2018年にも新しい論文が発表されましたので、今回はこれをご紹介したいと思います。
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