今月号も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
突きつけられる
2019年6月、尾道市で開催された映画「道草」のトークイベントの内容を、記者 spitzibara さんのご厚意により掲載させていただきました。感謝申し上げます。
映画を観ていなくても、トークの内容から知的障害者、介護者、家族の日常の一場面がくっきりと目に浮かぶようです。本文から一部抜粋します。
でも、ああいう場面って、考えてみたら、案外に介助者にストレスがかかっていますよね。だから、ああいうのが繰り返されてしまったり、どこかひとつ展開が違ってしまったり、ひとつ間違えたら、笑うに笑えない局面にも、なるかもしれない。そういう場面でもある。 親ですから、楽しいこともあるし、しんどいこともあるし、両方ともごちゃまぜで暮らしって成り立っているよね、というところがあるんですよね。色んな思いを織り込んで、ああ、あるあるって、むちゃ共感できる。そういう映画なんだな、と思ってみました。
ああ、なるほど。たしかに、こういうふうに感じるんだろうな。感情の動きがじわりと伝わってきます。
さらに、「突きつけられる」「脅かされる」とは。
視点が異なること(対岸からどう見えているか)の意義を感じさせる内容です。ぜひ、映画「道草」・相模原事件・分断・監督とspitzibaraのトーク をご一読ください。
みなさまは、どのように感じられたでしょうか。
分散型情報発信を目指して
一方向性の情報発信だけではなく、それに呼応するようにいろいろな媒体で情報収集し、一定の制約のもとでオープンに情報発信していくという、双方向型・分散型の情報発信の方法を模索しています。
ウェブマガジンという媒体の性質上、情報収集より情報発信に向いている媒体と思われますが、活用方法を具体的に考えていきたいと思います。
ツイッターも積極的に活用していきます。こちらもぜひフォローお願いします。
記事についてのご意見など、SNS等の情報発信も歓迎いたします。
双方向型・分散型の情報発信には、読者のみなさまの参加も欠かせません。ぜひともご意見をお寄せください。
これからの医療・健康情報におけるキーワード
毎年恒例となっております、秋の企画特集。今年のテーマは「これからの医療・健康情報におけるキーワード」です。
医療情報の真偽が話題になることも多くなっています。本誌がこれまで追求してきた中心テーマである医療情報について、多様な立場からの論考を集めたいと考えております。
さらに、議論の場をつくっていくことも、地域医療ジャーナルの役割のひとつと考えております。今年は初めて、連動企画(イベント)を予定しております。
こうした一連の企画を通して、あらためて情報発信のあり方を見つめ直すことができれば、と思います。
イベントは9月22日開催決定!
企画特集に連動したトークイベントを初めて開催いたします。
情報の高度なデザイン化が進みつつある現代社会で、医療・健康情報はどのように発信され、また日常生活にどのような影響をもたらしているのでしょうか。このトークイベントでは、医療・健康情報を取り扱う様々な立場の専門家にご登壇いただき、情報との向き合い方について、多面的な視点で議論したいと考えています。
開催概要は下記の通りです。
開催日:
2019年9月22日(日) 16:00~17:30会場:
神保町ブックセンター
東京都千代田区神田神保町2丁目3−1テーマ:
「表現としての医療・健康情報―情報をデザインし発信するということ」主催 地域医療編集室
開催日は日曜日ですが、連休の中日になります。
詳細およびチケット情報は、順次ご案内いたします。人数に制限がありますのでご注意ください。なお、地域医療編集室メンバーの優先予約を予定しております。
関連媒体からの発信にご注目ください。
新企画「#エビダス」募集中
2019年5月号から掲載がはじまった新企画「#エビダス」。ツイッターなどでエントリーされた疑問を、「#エビダス」編集チームがお答えいたします。
疑問のエントリーを募集しております。読者のみなさまも、ぜひどうぞ。
このようなお悩み、ありませんか?
— 地域医療ジャーナル (@cmj_2015) March 31, 2019
■病院や薬局で質問できなかった
■疑問に思って調べたけど答えが見つからない
■調べる時間がないので代わりに調べて欲しい
など
ご相談内容をハッシュタグ #エビダス をつけてつぶやいてください。 https://t.co/5ZXSAzRPWj
これから順次活動を広げながら、持続可能な企画へ育てていきたいと思っております。ぜひとも、情報発信や参加などでご協力ください!
詳しくはこちらをどうぞ。
この企画に関わっていただけるライターも募集しております。興味のある方は、地域医療編集室にご参加ください。
地域医療編集室にご参加ください
2018年5月、地域医療ジャーナルは公式オンラインサロン「地域医療編集室」を開設いたしました。
「エビデンスのやさしさと癒し手のあたたかさ」をもって医療を変えていこう、というコンセプトです。
医療をアップデートするための新しい取り組みを、一緒に学び、考え、実践していく人々が集まる場をつくっていきたいと思います。
新規ご参加、ありがとうございます!
— 地域医療ジャーナル (@cmj_2015) 2019年4月22日
これからの医療を考える本格的医療コミュニティをつくりませんか? - クラウドファンディングCAMPFIRE https://t.co/7cjK4II1pX @campfirejpさんから#にしこく編集室#地域医療編集室
参加には月額料金を設定させていただきますが、参加条件はありません。医療に従事していない方も大歓迎です。
特に、医療におけるエビデンス・情報発信・音楽の活用のいずれかの分野に関心があり、楽しく積極的に参加できる方が適しています。
地域医療編集室内にある「地域医療ジャーナル運営チーム」では特集号のご意見を募集しています。ぜひ、ご検討ください!
これからの医療を考える本格的医療コミュニティをつくりませんか?
https://camp-fire.jp/projects/view/76122
それでは、今月はこのあたりで。
また来月、お会いしましょう。
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