地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2019年08月号 vol.5(8)

【#エビダス】ゾフルーザは従来薬より優れている?

2019年07月30日 18:13 by bycomet

「医療についてのお悩み、あなたの代わりに調べます。」

 いただいたご質問を、薬剤師・医師・図書館司書・その他の専門家メンバーで構成する「#エビダス編集チーム」が情報収集・選考の上、記事として掲載するプロジェクト「#エビダス」。

 エントリーは ツイッターハッシュタグ「#エビダス」でつぶやくだけ。どしどしお寄せください!

 今回は、レポート第4弾を配信いたします。 

 なお、noteでも公開しています(有料)。

#エビダス|地域医療編集室|地域医療ジャーナル|note(ノート)

 

質問

 2018年夏に臨床試験も発表されていますが、ゾフルーザの有効性・安全性は従来薬より優れているとはいえないのではないでしょうか? 1回の内服で済むという利便性だけでブームのように新薬が処方されていく現状について憂慮しています。
※ ご質問は一部編集しております。(編集チーム)

回答(まとめ)

 インフルエンザを発症した12歳以上の患者がバロキサビル マルボキシル(ゾフルーザ)を1回服用すると、プラセボに比べて症状緩和までの時間が約1日程度早くなります。この効果はオセルタミビル(タミフル)とほぼ同等ですが、ウイルスの変異体出現によって効果が低減する可能性が示唆されています。有害事象については他剤に比べてほぼ同等かやや少ない傾向で、安全性上の新たな懸念はみられませんでした。

(回答:地域医療編集室 #エビダス 編集チーム)

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