記者として、ひさびさに記事を投稿いたします。書評です。
著者の名郷直樹さんには、本誌運営チームをおく「地域医療編集室」には特別顧問として関わっていただいております。
ご献本いただき通読したところですが、興奮さめやらぬままに書いてみます。
目が覚めるような名著です。
高齢者の診療を包括する内容となっていますので、高血圧診療に関わる臨床医だけではなく、広く高齢者の診療あたる臨床医、EBMに関心のある方などにも、特におすすめいたします。
- 作者:名郷 直樹
- 発売日: 2020/03/23
- メディア: 単行本
高血圧に関する代表的なエビデンスを確認できることは、大きな収穫となることでしょう。
さらに、新型コロナウイルス感染症でも話題となりました、あの、岩田健太郎先生(監修)との対談が第4部として3章にわたって取り上げられており、こちらも注目を集めることでしょう。
ぼくの個人的な見解では、この本の神髄は7章、8章にあると思います。ぜひ手にとってみていただければと思います。
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