地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2020年07月号 vol.6(7)

2020年7月号の編集後記

2020年06月30日 08:00 by bycomet

 

 読者のみなさま、今月号も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

「どうせ死ぬんだから」の余韻

 今回は、まるで「どうせ死ぬんだから」特集号のように、記事がにぎやかな号となりました。イベントレポートや報告・ご寄稿いただいた関係者のみなさまには、御礼申し上げます。

 企画から実施まで、まさに駆け抜けるように過ぎ去った2週間。当時はじっくりかみしめる時間も余裕もありませんでしたが、今月号の編集作業を通して、あらためて「どうせ死ぬんだから」というフレーズで寄せられた言葉をふりかえってみることができました。

 「どうせ死ぬんだから」という言葉の威力がきっかけとなり、ゲストスピーカーや参加者のみなさまに、さまざまな感情や記憶を惹起させたに違いありません。

 まだ余韻を残しながらも、このイベントによって何か新たな展望を示すことができたのか、時間をおいて自問しています。

 ぼくの内部でも何が変化したのか、とらえようとしています。

 この企画は、医療現場で起きている「まだコトバにならない現象」に迫る試みのひとつ。これからも、現象に迫る挑戦を続けたいと思います。

 

コロナ禍のあとに

 コロナ禍という災いが転じて、新しい展開がはじまりました。

 これまで懸案事項であった、ウェビナー開催やYouTubeチャンネル開設、動画配信のスタートを切ることができました。これからも活動の一環として積極的に取り入れながら、ノウハウを集積していきたいと考えております。

 また、新連載企画の準備も進めております。ご期待ください。

 さらに、読者のみなさまからの動画投稿や企画提案も、「お問い合わせ」から随時募集しております。

 ぜひ、情報をお寄せください。

 

消えゆくエビデンス、消えゆく医療

 秋の特集号、テーマは「消えゆくエビデンス、消えゆく医療」を予定しております。

 効果があるはずの新薬のエビデンスが、いつの間にか消えている、効果がないばかりか害があるとわかる、といった経験がしばしばあります。

 医療そのものの意義や価値、さらには医療の専門性といった、医療の本質的なものが消えゆこうとしているのではないか、と感じることもあります。

 「消えゆくエビデンス」はどのように生まれ、消えてきたのでしょうか。

 消えゆくのはエビデンスばかりではなく、医療そのものが揺らいでいるのではないでしょうか。

 こういった「消えゆくエビデンス、消えゆく医療」に焦点を当ててみたいと思います。

 読者のみなさま、このテーマでのご寄稿を募集いたします。「お問い合わせ」からご連絡ください。

 

地域医療編集室、メンバー募集中

 オンラインコミュニティもひとつの転機を迎えています。

 リアル(対面)ではない「つながりの存在意義」は、さらに高まったと感じています。

 地域医療編集室では、「エビデンスのやさしさと、癒し手のあたたかさ」をもって医療を変えていこう、というコンセプトに賛同するメンバーを募集しています。

 まだまだ小さな活動ですが、メンバーで意見交換しながら、ひとつひとつ構想を実現させていきたいと考えております。

 参加には月額料金を設定させていただきますが、参加資格要件はありません。医療に従事していない方も広く募集しております。

 特に、医療における「エビデンス・情報発信・芸術」の活用、のいずれかの分野に関心があり、楽しく積極的に参加できる方が適しています。

 詳細はこちら。

これからの医療を考える本格的医療コミュニティをつくりませんか? 

 

 それでは、今月はこのあたりで。また来月、お会いできることを願っております。

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