最後までお読みいただき、ありがとうございました。
連載記者のみなさま、いつも力の入った記事をご寄稿いただき、ありがとうございます。今月号は、何か心を突き動かされる衝動のようなものを感じる記事が多かったと、ぼくは思いました。
読者のみなさまは、どのように感じられましたでしょうか。みなさまからいただく反響が、記者の原動力となります。心動かされた記事には、ぜひ「いいね!」ボタンをお願いします。
また、記事下の「読者コメント」または「読者コミュニティ」からも、ぜひご意見・ご感想をお寄せください。お待ちしております。
全部許したい
編集作業を進めながら、ふと手を止めて考えていました。
ギスギスした世界のなかで、誰も許されなくなった風潮はあるのかな、と。
そして、時代の変化とともにあらためて浮き彫りになってきたことが、少しずつ整理されてきたように感じました。
たとえば、コロナ禍においては、専門家の論理によって個人の生活や権利が脅かされる構造が、徐々に目立つようになっています。
専門家の論理の象徴として利用される代表格は、科学的データ、いわゆるエビデンスです。
科学的・論理的な説明が正しさの象徴として振りかざされるとき、エビデンスは「許される、許されない」の判断基準に利用されることでしょう。
そして、そのことがもたらす弊害があることを、ぼくたちは決して忘れてはなりません。
許される、許されない、という視点を、いったん捨ててみませんか。
全部許してみることから、はじめてみませんか。
「深読み会」はじまりました
地域医療編集室では、地域医療ジャーナルの記事をさらに読み深めよう、という新しい活動「地域医療ジャーナル 深読み会」が発足しました。
今月号から、この活動の記事を掲載させていただきます。
連載化を視野に入れて、活動していきたいと考えております。
地域医療編集室へご参加ください
地域医療ジャーナル運営チームも設置するオンラインコミュニティ「地域医療編集室」ではメンバーを募集しております。詳細はこちらです。
まだまだ小さな活動ですが、メンバーで意見交換しながら、ひとつひとつ構想を実現させていきたいと考えております。参加には月額料金を設定させていただきますが、参加資格要件はありません。医療に従事していない方も広く募集しております。
特に、医療における「エビデンス・情報発信・芸術」の活用、のいずれかの分野に関心があり、楽しく積極的に参加できる方が適しています。
コロナ禍による醸成期間を経て、新たな時代に即した活動展開ができればと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
note版もあります
地域医療ジャーナル「note版」を2020年10月創刊いたしました。
記事を単体で購読したいというご要望にお応えして、ウェブマガジンに掲載した会員限定記事をそのまま、noteで記事ごとに購読できるように掲載いたしました。記事内容はウェブマガジンと同じ内容となっております。連載記事ごとに楽しみたい、という方はご活用ください。
また、記事のコメント欄をご活用いただくことも可能です。ここで記者からの追加報告コメントなど、新たな活用方法も見いだしていきたいと思います。
なお、本誌「地域医療ジャーナル」は、変わらず発行してまいります。ひきつづき、読者登録をお願いいたします。
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それでは、今月はこのあたりで。また来月、お会いできることを願っております。
※タイトルに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(2021/4/25)
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