今月号から、新連載がはじまりました。
図書館司書は一般市民や患者に近い立ち位置で医療情報をつなぐ、重要な役割を担っていると感じます。
これから、どうぞよろしくお願いします。
さて、巻頭は本文からのリンクで出会ったこちらの言葉に触発されました。
原文のまま引用させていただきます。
中井さんは言われている。「証拠にもとずいた医学(EBM)」とともに「ダメでもともと医学(ダメもと医学)」があっていい、とにかくお金がかからず無害なことならなんでもいい」。実にスカッとした。がん患者さんたちに、また医療者以上にEBMを信奉している医学図書館員に聞かせてあげたい。
中井久夫さんを読む(康子の小窓 読書日記)
ダメもと医学ならぬ、「ダメもと医療」で端的に表現できる医療はあるなあと思い、ずっと心にひっかかっています。
読者のみなさま、今月号も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさまからいただく反響が、記者の原動力となります。
心動かされた記事には、ぜひ「いいね!」ボタンをお願いします。
また、記事下の「読者コメント」または「読者コミュニティ」からも、ぜひご意見・ご感想をお寄せください。
まだ読者登録されていない方は、こちらからどうぞ。
エビデンスと現実をつなぐ
来月号は毎年恒例となっている秋の企画特集。
今回は「エビデンスと現実をつなぐ」を予定しています。
コロナ禍になってから、医療情報や「エビデンス」が何かと取り沙汰されるご時世となりましたが、
情報と実践がうまくつながらない場面によく遭遇するようになりました。
読者のみなさま、連載記者のみなさまは、切実に感じていることと思います。
本誌においては、まさしく核心に迫るテーマとなります。
コロナ禍でイベントを企画する余裕がなく心苦しい限りですが、
誌上で盛り上げていきたいと考えております。
今回は、ぜひ読者の方々からも、記事やコメントの投稿を募集したいと思います。
形式は問いません。お問い合わせフォームから、ご連絡ください。
ステップアップEBM実践ワークブック、開講
小さな医療アカデミーでは、音声で学ぶシリーズ「ほんの一章」を配信中です。
一冊の本をテーマに、著者が語りかける音声コンテンツです。
このたび、新シリーズ「ステップアップEBM実践ワークブック」を開講しました。
2009年に出版された『ステップアップEBM実践ワークブック―10級から始めて師範代をめざす』(名郷直樹著、南江堂)はEBM実践の必読書として、多くの人に読まれてきた一冊。
10回シリーズです。基本に立ち返り、EBMを実践してみませんか。
本をお手もとに、お聴きください。
現在、『医療情報を見る、医療情報から見る』も配信中です。
2020年に出版された『医療情報を見る、医療情報から見る エビデンスと向き合うための10のスキル』(青島周一著、金芳堂)のエッセンスとなる、医療情報を読み解き活用する10のスキルをご紹介します。
小さな医療アカデミーはこちらのメンバー限定コンテンツとなっております。(一部コンテンツ単体販売あり)
地域医療ジャーナルは2021年8月号 vol.7(8)から記事掲載を行っており、小さな医療・読者会員でも閲覧可能です。
コミュニティ機能としてDiscordを運用中です。
「地域医療ジャーナル編集室」も開設しています。
こちらのリンクから、ぜひご参加ください!
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連載記者候補も募集中
医療とその周辺領域に焦点を当てて、医療の現状を紹介しています。
連載してほしい記者、記者候補者がおられましたら、編集部までご連絡ください。
内部規定に従い、記者選定・依頼を行います。
「問い合わせフォーム」または、小さな医療 準備室 Discord内「地域医療ジャーナル編集室」にてお願いします。
それでは、今月はこのあたりで。
また来月、お会いしましょう。
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