地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2015年10月号 vol.1(8)

抗うつ薬を飲むと出血しやすくなるのでしょうか?

2015年09月24日 13:48 by 89089314
2015年09月24日 13:48 by 89089314

 日々身体の中を絶え間なく流れている血液。

 血液は出血したときは速やかに固まってくれなければ困りますが、血管内で固まっても大変なことになりますから、それを防ぐために血液を固まりにくくさせる薬というのが使われています。抗凝固薬とか、抗血小板薬とか呼ばれているものです。

 しかし、本来は別の薬ですが、血液凝固を起こしにくくする薬というのも存在します。例えばNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)と呼ばれる薬のグループで、その代表がアスピリンですね。アスピリンは少量でも血液凝固を抑制する作用があるため、血栓予防の薬としても使われているぐらいです。

 さて、抗うつ薬には、出血を起こしやすくなる副作用があるのはご存知でしょうか。特に近年非常によく使われるようになった、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)にはそのようなエビデンスがいくつも報告されています。

 今回はそれにフォーカスして記事にしてみたいと思います。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

ストレスが心臓に悪いというのは本当ですか?

2018年11月号 vol.4(11)

高齢者に対する抗精神病薬〜その効果と懸念はどれくらい?〜

2018年08月号 vol.4(8)

睡眠薬や抗不安薬を減らすことができる薬はありますか?

2018年06月号 vol.4(6)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2023年01月号 vol.9(1)

人らしさ それは人間が持つ、魅力的で神秘的なもの。 その聖域が 人工知能(AI…

2022年11月号 vol.8(11)

新型コロナウイルス感染症の流行とともに、 専門家の発信する医療情報の質について…