地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2016年01月号 vol.2(1)

企画特集

10年後の医療、100年後の医療

0.はじめに今回のテーマ、「10年後の医療、100年後の医療」というテーマを聞いてまず思ったのは、100年後は自分死んでるよな〜ということでした。10年後は、まあ・・・生きてます…

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10年後、100年後、医療とどう向き合うのか

10年後、そして100年後の医療。これはまた難しいテーマだ。それはあまり将来を見据えて行動したことがない、僕自身の性格によるのかもしれない。明日のことさえ分からない中で、どうすれ…

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障害者家族として10年後の医療に望むこと~LIFEを支える「脇役」としての医療~

娘を通じて医療と密接に付き合いながら、医療職との間で様々なギャップを感じてきました。その中で最も大きなものは、医療と生活の関係性をめぐるギャップです。ここでいう「生活」というのは…

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トランスヒューマニズムと米NBICレポート(2002)から100年後の医療を展望してみる

読者の皆さんは「トランスヒューマニズム」という思想(?)をご存知でしょうか。私は2007年の"アシュリー療法”論争(「地域医療ジャーナル」8月号を参照)の際に、擁護の立場でメディ…

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2026年、医療の魔法が解ける?

新年あけましておめでとうございます。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。さて、正月早々、2016年のことではなく、10年後の2026年、さらには100年後の2116年のことを考え…

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他の号の記事

[特別寄稿] エビデンスを説明することの不可能性

1990年代前半のEBM登場以降、論文結果を患者に役立てることは、最も心血注いで行ってきたことの一つだった。論文を読んでは患者に説明するといえば何でもなさそうだが、あっという間に…

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モダニズムの解体に垣間見るエビデンスと現実の接点

僕たちは「真実」だと確信している情報に基づいて意思決定を行っている。少なくとも「ウソ」だと確信して物事の最終判断をすることは希であろう。しかし、この場合の真実とは「相対的真実」で…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2022年11月号 vol.8(11)

患者にとっての「エビデンス」とは

はじめに現実とつながってこそ「エビデンス」が「エビデンス」たりえます。そのために欠かせないのが「合意形成」ですが、そこに到達するのは容易ではありません。その主たる要因の一つが、専…

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ねこと学ぼう、おくすり情報 番外編「エビデンスと現実をつなぐ」

はじめに今月は特集号「エビデンスと現実をつなぐ」です。では、参りましょう!ねこと学ぼう、おくすり情報 番外編「エビデンスと現実をつなぐ」みに丸「なんですか、これ…」はかせ「オーナ…

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インフォメーショニストを育成しよう

「この情報検索、誰かやってくれないかな。」 時間のない診察室で、日々感じることが解消できないでしょうか。 インフォメーショニスト(Clinical informationis…

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[特別寄稿] プラセボ効果とノセボ効果の知識を社会に広げよう

森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科 山下 仁はじめに2013年の時点で、日本における「プラセボ」という言葉の認知率は30%程度です[1]。2020年には有名ミュージシャンの楽…

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[特別寄稿] 国内外の事例で見る商品としてのプラセボ

プラセボ製薬株式会社 水口 直樹はじめに「人の為、ニセモノだからできること」を社訓に掲げるプラセボ製薬株式会社は2014年に創立されました。プラセボとは偽薬のことで、プラセボ製…

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[寄稿] プラセボ、ノセボの現在地~プラセボ効果を最大限に ノセボ効果を最小限に~

寄稿記者:dongritaka 薬剤師米津玄師の歌『PLACEBO+野田洋次郎』に以下の歌詞がある。 気の迷いじゃない 嘘じゃない想い 思い込みじゃない 嘘じゃない想い …

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[特別寄稿] デザイン・コンパス ― 医療情報を「伝える」から「伝わる」にする技術

今回の企画特集では、連動するトークイベント企画「表現としての医療・健康情報--情報をデザインし発信するということ」を開催いたしました。 このイベント登壇者の一人 デザインディレク…

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”フレーミング効果”と”ナッジ”をめぐる倫理的問題

医療機関を受診する前に、インターネットを利用して健康関連情報を収集する人は少なくありません【1】~【3】。医療機関を受診するかどうかの判断のみならず、検診や予防接種を受けるかどう…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2019年10月号 vol.5(10)

医療と暮らしをつなぐ多様なメディア

今月は秋の企画特集号ということで、自分なりに何を書こうか逡巡していたのですが、個人的な話題を中心に添えて進めたいと思います。ただし、企画に見合った新しい話題ではないかもしれません…

  いいね!   hatabo hatabo from 2019年10月号 vol.5(10)

ねこでも読める医学論文 番外編「ねこと考える健康情報」

はじめに「えっ!!?」さて、私はなぜ声を上げたのでしょうか?①使用量の多い薬の在庫がスッカラカン(急配だ!)②残業を終えて、さあ帰ろう!と薬局を出たら、外は大雨…(傘がない!)③…

  いいね!   ph_minimal ph_minimal from 2019年10月号 vol.5(10)

根拠の性質と「有る無しの次元」からの脱却

インターネットが普及した現代において医療情報は飽和状態とも言えるような状況です。また、医学の発展に伴って医学知識の絶対量の増加速度もどんどん早くなっているので、それも後押ししてい…

  いいね!   kangosyoku_no_ebm kangosyoku_no_ebm from 2019年10月号 vol.5(10)

外部世界とつなぐツール

医療現場で医学的論文などの科学的根拠(エビデンス)を活用するにはどうしたらよいか。この課題に長年関わってきましたが、簡単ではありませんでした。エビデンスを届けようとすると、途端に…

  いいね!   bycomet bycomet from 2019年10月号 vol.5(10)

[特別寄稿] 「医療倫理と教育」ー病む本人が主治医ー

西沢 いづみ京都の古い西陣地域には「おいでやす三寸」という言葉があります。まだこの町に、ガチャコンガチャコンと西陣織りの音が響いていた頃に生まれた言葉だそうです。西陣織を織ってい…

  いいね!   bycomet bycomet from 2018年10月号 vol.4(10)

いんふぉーむど・こんせんと、する……?

今回の特集に何を書こうかなぁ……と考えていた数日前、個人的な知り合いの医師とメールでやりとりしていたら「どういうインフォームド・コンセントをするべきなのかについて」というフレーズ…

  いいね!   spitzibara spitzibara from 2018年10月号 vol.4(10)

ねこでも読める医学論文 番外編「ねこと学ぼう、医療倫理」

はじめに今月は毎年好例の特集号ですね。医療倫理がテーマということですが、今回も彼らに登場してもらおうと思います。彼らが経験した症例を医療倫理的な観点からディスカッションしてもらう…

  いいね!   ph_minimal ph_minimal from 2018年10月号 vol.4(10)

医療従事者の理想の強請

「自分の勤務中に亡くなるかもしれない容体の悪そうな患者を選んで、消毒液を混入した」[1]これは、ニュースでも大々的に取り上げられていた大口病院での殺人事件の容疑者の言葉です。容疑…

  いいね!   kangosyoku_no_ebm kangosyoku_no_ebm from 2018年10月号 vol.4(10)

高齢者薬物療法における倫理的な問題

高齢者における多剤併用、いわゆるポリファーマシーをめぐる問題が注目される中で、潜在的に有害事象リスクの高い薬剤、あるいは医学的に無益な薬剤を、いつ、どのように減らしていくかという…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2018年10月号 vol.4(10)

音楽療法士にとっての「倫理」とは?

音楽療法士として医療現場で働いていると、簡単に答えが出ない問題に遭遇することが多い。「患者さんから贈り物を受け取ってもいいのだろうか?」 「自分が責任をもってみれないほど、多く…

  いいね!   none 匿名 from 2018年10月号 vol.4(10)

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