地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2017年06月号 vol.3(6)

記事タイトル一覧

「無益な治療」を両親が望み続けたケース:「なぜ」への視点転換という希望

記事テーマ:生命倫理

今年は2月号、5月号と「無益な治療」論を取り上げてきました。日本の終末期医療をめぐる問題は、多くの人が海外の安楽死や医師幇助自殺など「死ぬ権利」という議論の文脈で論じていますが、私はむしろ、それは「無益な治療」論の文脈に沿って「医療をめぐる意思決定のあり方」…

spitzibara spitzibara

グリーフについて知らなかった6つのこと

記事テーマ:医療と音楽

近年、「グリーフ」という言葉を耳にする機会が増えました。グリーフ(悲嘆)とは、喪失にともなう身体的・精神的変化を指します。私は音楽療法士として、これまでアメリカと日本のホスピスで患者さんやそのご家族のグリーフと向き合ってきました。その経験から感じることは、人…

none 匿名

薬剤効果の不平等性~曖昧性の背後に存在する、ある種の冷酷さについて~

記事テーマ:医療×哲学

”心臓病の発症が約30%減る”というのと、”119人に対して約5年間治療を行うと、そのうち一人だけ心臓病から救うことができる”というのはプラバスタチンという薬剤に関する、同じ薬剤効果の記述である。[1]前者は相対危険、後者は治療必要数(NNT:Numbern…

syuichiao syuichiao

医療者特集 第5回 かかる医者によって医療費は違うのでしょうか?

記事テーマ:医療者

0.はじめに 皆様、お元気ですか??6月ジメジメは個人的には苦手な季節です。早く夏(休み)にならないかなあ・・・さて、わたくし勘違いしておりまして、前回なぜか非薬物療法を2回連続でお届けしてしまいました。なので今回は医療者特集です。最近は興味深い医療従事者…

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のどの痛みを軽減する治療法はありますか?【前編】

記事テーマ:

いつのまにか暖かくなってきましたね。もうコートの出番は終わったので早くしまわなくてはと思いながらも放置したままの私ですが、かけっぱなしのコートを見てふと思いました。2017年の冬は風邪を引いたりして体調を崩すことなく乗り越えたなぁ…と。私は調剤薬局で働いてお…

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のどの痛みを軽減する治療法はありますか?【後編】

記事テーマ:

さて、前編では、NSAIDs/アセトアミノフェン、トラネキサム酸、アズレンスルホン酸ナトリウム、デカリニウム塩化物、桔梗湯を取り上げましたが、後編では従来より風邪に有効なのではないかと示唆されていたミネラルの亜鉛、そして賛否が分かれそうなステロイドについて取…

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プラセボの予後からわかること

記事テーマ:かぜの研究

何もしないということか?かぜに有効な治療がないことは、ここまで取り上げてきました。有効な治療がないといっても、かぜは自然に治るものです。どうしても症状を一時的に改善したい、という場合には対症療法を選択せざるを得ませんが、薬には有害事象(副作用)もあります。か…

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[報告] 『みんなで考える臨床疑問と、EBM実践はじめの一歩』ワークショップ

記事テーマ:報告

去る2017年4月15日、宮城県仙台市にて、アヘッドマップ東北プロジェクトチーム主催のEBMワークショップを開催しました。おかげさまで30名を超える参加のお申し込みをいただき、盛会のうちに終えることができました。開催概要は以下をご参照ください告知:『みんなで…

syuichiao syuichiao

編集後記

記事テーマ:編集部から

編集作業をしながら、最後まで一気に読んできたところです。今月号も、いろいろと考えさせられる記事ばかり。たくさんの記事をご寄稿いただき、まずは記者のみなさまに感謝いたします。(掲載本数は過去最高でした。)内容をよく噛みしめながら、日々の実践に生かしていきたいと…

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