健やかな論理に基づいた不寛容さについて
記事テーマ:不寛容
かくて、 わたしは日常という砂漠に墜ちた。 公共性とリソース意識からなる、茫洋とした広がりに。 調和(ハーモニー)という名の蟻地獄に。これはSF作家である伊藤計劃のハーモニー[1]という本の一節です。ハーモニーの世界では医療が高度に発展していて、人々の身体の…
新型コロナウイルス感染症の終息がみられません。
生活に落ち着きを取り戻せるのは
いつの日でしょうか。
殺伐とした日々、
医療も世間もまだ喧騒のなかにあります。
そして、世界はもう
誰も許せなくなってしまったかのようです。
許せなくなった世界について、
思いを馳せてみたいと思います。
新しい企画連載もはじまりました。
ぜひごゆっくりお楽しみください。
記事テーマ:不寛容
かくて、 わたしは日常という砂漠に墜ちた。 公共性とリソース意識からなる、茫洋とした広がりに。 調和(ハーモニー)という名の蟻地獄に。これはSF作家である伊藤計劃のハーモニー[1]という本の一節です。ハーモニーの世界では医療が高度に発展していて、人々の身体の…
記事テーマ:アートと医療
今回は武蔵野美術大学 令和2年度、卒業作品展の動画になります。後半には 医療施設での展示など ホスピタルアートに関わって いただきたい学生さんに インタビューをしております。似顔絵セラピー・プロジェクト 代表 村岡ケンイチ※一部修正・再公開いたし…
記事テーマ:ねこ読め
はじめにひきつづきプラセボネタです。なんと「プラセボだと説明した上でプラセボを投与した試験」です!有効成分が入っていないと説明されているので、いわゆる「プラセボ効果」は発揮しないんじゃないかという気がするのですが、はたして効果はあるのでしょうか?ねこでも読め…
記事テーマ:予防
新型コロナウイルスに対するワクチンは、感染が拡大した当初より急ピッチで開発が進み、既にいくつかのワクチンが実用化されています。これまでの検証試験の結果を踏まえれば、その有効率は90%前後と、かなり高い水準にあると言えるでしょう【表1】。【表1】主な新型コロナ…
記事テーマ:感染管理
2月号、3月号に引き続き、コロナ禍での病院や施設における「面会禁止/制限」をテーマにした記事となります。この間、「面会禁止/制限」の問題がspitzibaraの頭の真ん中にどっかりと居座り続けているもので、読者の皆さんにはお付き合いいただく格好となり、申し訳…
記事テーマ:深読み
地域医療編集室では、地域医療ジャーナルの輪読会「深読み会」をはじめました。メンバーがトピック記事をセレクトして、意見交換と記者への質問を行っています。今回は2021年3月号の記事から「うま味」のエビデンスーうま味の上手い活用の仕方-をセレクトいたしました。記…
記事テーマ:編集部から
最後までお読みいただき、ありがとうございました。連載記者のみなさま、いつも力の入った記事をご寄稿いただき、ありがとうございます。今月号は、何か心を突き動かされる衝動のようなものを感じる記事が多かったと、ぼくは思いました。読者のみなさまは、どのように感じられま…
「世界なんて簡単に変わるはずがない」 多くの人は疑いようのない事実だと考えてい…
渦中にいると気づかないぐらい ささいな判断の違いが 後になって大きかったとわか…
人らしさ それは人間が持つ、魅力的で神秘的なもの。 その聖域が 人工知能(AI…