地域医療ジャーナル

2017年08月号 vol.3(8)

かぜにはプラセボでも効く?

2017年07月30日 09:57 by bycomet

 読者のみなさん、こんにちは。暑い夏の毎日、いかがお過ごしでしょうか。

 かぜの研究はちょっと季節はずれですが、すぐに秋は来ます。怯まずにつづけたいと思います。

 地域医療ジャーナル 2017年6月号のぼくの記事 プラセボの予後からわかること では、なぜそもそも治るはずのかぜに対して無益な治療がつづけられるのか、と疑問を投げかけたところでした。

 こうした、治療効果が少ないという科学的知見を突きつけられたとき、よく医療者が考えることがあります。(実際によくささやかれます。)

薬が効かないなら、プラセボ(偽薬)を使えばいいんじゃないですか?

 

 もちろん、そんなことはできないのですが、医療者の「何かをしてあげないと気がすまなくなる質」というものには、本当に困ったものです。

 それでは、かぜに対するプラセボの効果についての論文をみておきたいと思います。

この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。

すでに登録済みの人はこちらからログインしてください。

関連記事

読者コメント

コメントはありません。

バックナンバー(もっと見る)

2017年07月号 vol.3(7)

どんよりした梅雨空の毎日。  暗い話題も、まるで窓に滴る雨粒のように、ゆっ...

2017年06月号 vol.3(6)

医療に思いやりがなくなった、と世間で言われたことがあります。  それは、だ...

2017年05月号 vol.3(5)

ようやく郷里の桜の便りが届きました。  ソメイヨシノは東京では4月に満開を...