地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2017年08月号 vol.3(8)

かぜにはプラセボでも効く?

2017年07月30日 09:57 by bycomet

 読者のみなさん、こんにちは。暑い夏の毎日、いかがお過ごしでしょうか。

 かぜの研究はちょっと季節はずれですが、すぐに秋は来ます。怯まずにつづけたいと思います。

 地域医療ジャーナル 2017年6月号のぼくの記事 プラセボの予後からわかること では、なぜそもそも治るはずのかぜに対して無益な治療がつづけられるのか、と疑問を投げかけたところでした。

 こうした、治療効果が少ないという科学的知見を突きつけられたとき、よく医療者が考えることがあります。(実際によくささやかれます。)

薬が効かないなら、プラセボ(偽薬)を使えばいいんじゃないですか?

 

 もちろん、そんなことはできないのですが、医療者の「何かをしてあげないと気がすまなくなる質」というものには、本当に困ったものです。

 それでは、かぜに対するプラセボの効果についての論文をみておきたいと思います。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

インフルエンザ感染症と比較する新型コロナウイルス感染症

2021年02月号 vol.7(2)

「体を温めて免疫力アップ」で本当に感染症は予防できるの?

2020年04月号 vol.6(4)

インフルエンザウイルスの排出はしばらくつづく

2019年03月号 vol.5(3)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2021年04月号 vol.7(4)

新型コロナウイルス感染症の終息がみられません。 生活に落ち着きを取り戻せる...

2021年03月号 vol.7(3)

感染拡大防止と社会経済活動の両立。 コロナ禍ではよく耳にする言葉です。 ト...

2021年02月号 vol.7(2)

新型コロナをきっかけに、 これまでの日常や価値観が大きく変わっています。 ...