地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2019年02月号 vol.5(2)

ねこでも読める医学論文 第6話「薬で不整脈を治療したらどうなった?」

2019年01月27日 18:30 by ph_minimal
はじめに
 
 冬ですね。
 冬といえば、寒い。
 冬といえば、体重が増える。
 冬といえば、外来が混む。
 冬といえば、布団の中が別世界。
 冬といえば…、
 
 人それぞれ、いろいろと思うところがあることでしょう。個人的には冬は好きですけどね。冬に開催される大型音楽フェスがないという点だけは頂けないですが、汗をかく季節よりは冬のほうが好きです。
 
 とりとめのない前置きはこれくらいにして、さっそくねこ薬局に舞台を移しましょう。
 どうやら前回の忘年会のときの会話でちょっと気になることがあったみたいですね。それが発端となって、話が進んでいきます。
 では、参りましょう。
 
 ひさしぶりに登場人物紹介を再掲しておきます。
 
 
 
ねこでも読める医学論文 
第6話「薬で不整脈を治療したらどうなった?」
 
 
みに丸「ねぇ、ボス〜。忘年会のときの話で気になってたことがあるんですけど。」
はかせ「ん?なんの話だい?格闘技番組?それとも『笑ってはいけないシリーズ』かい?あれは面白かったよねえ。」
みに丸「テレビの話ばっかりじゃないですか!違いますよ、論文の話ですよ!」
はかせ「なにィ!!?ど、どうした…、きみがそんなことを気にするなんて…、熱でもあるのかい?」
みに丸「やだなぁ。ぼくはいたってマトモですよ。2019年のぼくは今までとは違いますよ。ばかにしてもらっちゃあ困りますね。」
はかせ「根気良く教えてきた甲斐があったなぁ。私は嬉しいよ。う、ううぅ…。」
みに丸「なんで泣いてんですか…。なんか怖いなぁ。心配になってきました。」
はかせ「いや、私も心配だよ。きみがきみらしくないんで、宇宙人が乗り移ったんじゃないかと…。まあよい、私のことはいいから続けたまえ。なにが気になるんだい?」
みに丸「医学的に良いことだろうと思われてきたことが臨床試験をやったらくつがえったこともあると、ボスが言ってましたよね。それってたとえばどんなのがあるんです?」
はかせ「ああ、それかぁ。たとえば、こんなのがあるよ。不整脈の薬のランダム化比較試験[1]なんだが、けっこう衝撃の結末だよ。」
みに丸「なんですか、その映画のキャッチコピーみたいな言い方は…。」
はかせ「そんなふうに言ってられるのも今のうちだよ。びっくりして心臓止まっても知らんぞ。不整脈だけに…」
みに丸「うわー、2019年もスベってますね。」
はかせ「2019年もなかなか好調なスベり出しだろう?」
みに丸「やめてくださいよ。タダでさえ寒いのに。」
はかせ「ははは、まあよいではないか。2019年は愉快な1年にしたいのだよ。では、いつものように論文抄読会を始めるぞ。」
 
 
みに丸「あれ…?肝心のところが空白ですよ。」
はかせ「衝撃の結末…な~んて煽ってしまったので、そこは伏せておいた。論文を読んできみが埋めるんだ。」
みに丸「え〜。もったいぶるなぁ。わかりましたよ。」
 
 
 ここからは論文を手元に置いて、ねこ薬剤師たちと一緒にお楽しみ頂ければと思います。
 対象論文[1]のURLはこちらです。
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 ※スマホ(iPhone)だとサイドバーが下部に表示されるようです。
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