地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

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kumamoto
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一般公開 ワイドショーと政治家が「アビガン」をやたらと推していますが、添付文書や審査報告書を見ると、抗インフルエンザ薬として臨床効果が堅固に立証できず、副作用だけがあるため、一般の患者には使えないという特殊な条件で承認された薬です。そのような薬が、新型コロナウイルスは同じRNAウイルスだから著効をもたらすかもというのは、あまりに希望的観測で、ましてや肺炎を減らしたり致死率を下げたりするかどうかまったく疑問です。すでに観察研究で希望する患者に投与されているみたいです。中国の臨床試験でも思わしい結果が出ていないのに、どんな説明を受けてインフォームド・コンセントが取得できたとされているのか。危険な状況だとは思いませんか?

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