「トランプ大統領」と相次ぐPAS合法化の衝撃の中で、医療への問い返しを振り返る
記事テーマ:医療×哲学
この記事を書き始めたのは11月11日の朝。よもやの「トランプ大統領」誕生の衝撃から、まだ2日という生々しさの中で書き始めた記事です。 日本では、大統領選と同時にいくつかの州で行われた住民投票によって、医療用麻薬や嗜好用麻薬が合法化されたこともニュースにな...
今月号も記者から、医療に対する警鐘が鳴らされています。
警告といっても過言ではないでしょう。記事から一部抜粋してみます。
「医者は患者を待ちかまえているだけでよいのか。」
「患者を治療して、再び労働力を搾取しようとする元の社会に帰さざるを得ないのであれば、医者という存在は、全く資本主義の矛盾を隠蔽し、ゆがみの部分をになって本質をかくす役割をになっているだけではないか。」
「どんなに優れたガイドラインであろうとも、それに盲目的に従うこと、つまり、混沌とした世界に明確性をもたらすようなものを盲信していると、医療は閉ざされてしまうのではないだろうか。」
(詳細は本文をご参照ください。)
まだ何も解決していないのです。
謙虚さを見失った医療の姿勢、とくに医者のあり方が問われているように思えます。
記者の警告にじっくりと耳を傾けながら、これからの医療について考えてみたいです。
記事テーマ:医療×哲学
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