科学がどこまで優しくなれるのか。癒しはあるのか。
これは医療の大きな命題のひとつだと思っています。
ひとつひとつ、階段をのぼっていかなければならないでしょう。
権威者の意見に基づく経験的医療から、科学的根拠に基づく医療（EBM, Evidence-based medicine）へと、ここ15年ほどで医療現場は大きな変革を遂げつつあります。
いや、まだその途上というところでしょうか。
EBMの理念はもちろん、科学的根拠だけで画一的に治療方針が決められる、ということではありませんでした。しかし、このような誤解はいまだに医療現場にはびこっています。
ここで医療者はいったん留まって、よく考えるべきでしょう。
何のためのエビデンスなのか、そして何のための医療なのか、と。
記事テーマ：患者の言葉
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記事テーマ：報告
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