地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2017年03月号 vol.3(3)

告知:『みんなで考える臨床疑問と、EBM実践はじめの一歩』ワークショップ開催のお知らせ

2017年02月16日 12:50 by syuichiao
2017年02月16日 12:50 by syuichiao

 本ワークショップは特定非営利活動法人『アヘッドマップ(Association for Appropriate Healthcare Decision-making and Practice:AHEADMAP)』が主催するEBMワークショップです。アヘッドマップとは、医療従事者及び一般市民を対象に、主に臨床医学論文のような妥当性の高い情報の入手と吟味ならびに活用のための知識や技術の普及啓発を通じて、社会または個人が、健康関連諸問題に対して、より良い意思決定ができるよう支援することにより、国民の健康な生活の向上に寄与することを目的に、2017年1月に設立されたNPOです。

 臨床で遭遇しうる疑問について、本ワークショップではEBMの手法を用いた問題解決プロセスをご紹介します。日頃の疑問をどのように提起して整理していけば良いのか、またその疑問解決のために必要な情報の収集方法、そして得られた情報をどのように解釈し、またどのように活用していけば良いのか、EBMの基本的なスキルをまるごと体験することができるコンテンツとなっています。

 開催概要の詳細と、参加のお申し込みは以下のWEBページよりお願いいたします。
 http://kokucheese.com/event/index/451569/

「みんなで考える臨床疑問と、EBM実践はじめの一歩」開催概要

【開催日時】
2017年4月15日(13:15~16:45【受付開始13:00より】)

【開催場所】
仙都会館(宮城県仙台市青葉区中央2-2-10)

【参加費】
2,000円

【参加対象】
医師、薬剤師、看護師、その他医療関係者(大学学部生、大学院生含む)、医療ジャーナリスト、医学情報に関心のある一般の方

【スケジュール】
①みんなで考える臨床疑問(13:30~15:00)
日常業務(診療)で遭遇する様々な疑問に対して、「臨床疑問をどう提起すればよいのか」から始め、グループワークやレクチャーを通じて基本的なEBMの方法論について解説します。

②EBM初めの一歩(15:15~16:45)
論文検索のデモンストレーションを行い、実際に検索された論文情報をみんなで吟味します。さらに論文結果をどう活用すればよいか、考えていきます。
※パソコン、タブレット端末をお持ちの方は、ご持参いただけますと、論文検索をリアルに体験することができます。お持ち込み可能な方は是非、ご持参ください。

【講師】
町田和敏(中田薬局)
黄川田修平(サンコウ調剤薬局)
青島周一(徳仁会中野病院)

【主催】
特定非営利活動法人アヘッドマップ(AHEADMAP) 東北プロジェクトチーム


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