地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2020年06月号 vol.6(6)

[告知] 「どうせ死ぬんだから」~治療の無益性にまつわる3つの情景~ 5月30日、オンライン開催

2020年05月29日 07:06 by bycomet
2020年05月29日 07:06 by bycomet

 Zoomビデオウェビナーを使って、だれでもオンラインで視聴できるトークライブを実施します。障害をもつ家族をかかえる介護者(ケアラー)と、緩和医療・在宅医療に取り組んでいる医師が「治療の無益性」について3人で語りあう定員100人のトークライブです。

▼ 5月30日(土)午後7時実施! トークライブ「どうせ死ぬんだから ~治療の無益性にまつわる3つの情景~」
チケット申し込みフォーム掲載ページ(Peatix)
https://cmjwebinar.peatix.com/

 

 医療系ウェブマガジンの発行などを手がけている「地域医療ジャーナル」 が運営するオンラインコミュニティ「地域医療編集室」では、5月30日(土)午後7時 、トークライブ「どうせ死ぬんだから ~治療の無益性にまつわる3つの情景~」 を配信いたします。障がい者をかかえるケアラーと緩和医療・在宅医療を手がける医師が、「治療の無益性」について3人で語りあう90分。現在、定員100人の視聴者を募集しています。



 

■障がい者をかかえる介護者と緩和医療・在宅医療にたずさわる医師とが語りあうオンラインのトークライブ配信

 地域医療編集室の第5回主催イベントとなる今回は、オンラインでの初開催となります。

 トークライブ「どうせ死ぬんだから ~治療の無益性にまつわる3つの情景~」では次のようなテーマ・ゲストスピーカーを予定しています。 

1.テーマは「医療の無益性」

 医療、特に緩和医療・在宅医療の現場には、こんな懸念の声があります。

  • 「どうせ死ぬんだから」って、拡大解釈されるのでは? 
  • 科学的根拠のない治療が横行しているのでは?

 新型コロナウイルスの感染拡大で、治療の優先順位や命の選別が話題になったばかり。医療現場では、無益な治療に距離をおくことが日常的な姿になりつつあるのでしょうか。またそのような傾向は、ケアラーや医師にはどう映っているのでしょうか。

「どうせ死ぬんだから」という言葉でそれぞれがイメージする情景を手がかりに、「治療の無益性」について考えるひとときにしたいと思います。

2.ゲストスピーカー

 トークライブには障がい者をもつ家族の介護者と緩和医療・在宅医療を手がける医師の3人のゲストをお招きしました。

児玉真美(こだま・まみ)
ケアラー、一般社団法人日本ケアラー連盟代表理事
地域医療ジャーナル 連載記者

1956年、広島県生まれ。京都大学卒業後、アメリカ・カンザス大学でマスターを取得。重症心身障害のある娘の介護と医療についての著書『死の自己決定権のゆくえ 尊厳死・『無益な治療』論・臓器移植』(大月書店刊)、『殺す親 殺させられる親 重い障害のある人の親の立場で考える尊厳死・意思決定・地域移行』(生活書院刊)などがある。最近刊は『私たちはふつうに老いることができない 高齢化する障害者家族』(大月書店刊)

 

新城拓也(しんじょう・たくや)
医師、緩和ケア専門在宅診療クリニック「しんじょう医院」院長

1971年、広島県広島市生まれ。名古屋市育ち。1996年、名古屋市立大学医学部を卒業後、社会保険神戸中央病院(現・JCHO神戸中央病院)緩和ケア病棟(ホスピス)で約10年間勤務。2012年8月、緩和ケア専門の在宅診療クリニック「しんじょう医院」を開業。著書に『「がんと命の道しるべ」 余命宣告の向こう側 』(日本評論社刊)、『超・開業力』(金原出版刊)などがある

 

名郷直樹(なごう・なおき)
医師、「武蔵国分寺公園クリニック」院長
地域医療ジャーナル 特別顧問

1961年、愛知県名古屋市生まれ。自治医科大学卒業後、名古屋第二赤十字病院で研修、愛知県作手村でへき地医療に従事。公益社団法人地域医療振興協会でへき地医療専門医の育成に取り組んだのち、2011年に東京・国分寺市に「武蔵国分寺公園クリニック」を開業、現在に至る。専門領域は医者、EBM(根拠に基づく医療)

トークライブでは、障がい者をかかえる介護や緩和医療・在宅医療の現場が直面する課題について、3人が率直に語りあう予定です。

 

■5月30日(土)午後7時実施! トークライブ「どうせ死ぬんだから ~治療の無益性にまつわる3つの情景~」概要 

配信日時:5月30日(土)午後7時~午後8時30分(予定)

配信および視聴:Zoomビデオウェビナーを利用(視聴者限定のオンデマンド)

視聴料金:1,000円(税込)
寄付・協賛:5,000円(税込)

ゲストスピーカー:児玉真美(ケアラー、一般社団法人日本ケアラー連盟代表理事)、新城拓也(緩和ケア専門在宅診療クリニック「しんじょう医院」院長)、名郷直樹(「武蔵国分寺公園クリニック」院長)

定員:100人

主催:地域医療編集室、地域医療ジャーナル事務局

 

本誌ニュースリリース:
「どうせ死ぬんだから」~治療の無益性にまつわる3つの情景~ 5月30日、オンライン開催
https://cmj.publishers.fm/article/22182/

チケット申し込みフォーム掲載ページ(Peatix):
https://cmjwebinar.peatix.com/  

予告動画(YouTube「地域医療ジャーナル」チャンネル):
https://www.youtube.com/watch?v=msz_zL1ecUo&feature=youtu.be

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