地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2019年03月号 vol.5(3)

インフルエンザウイルスの排出はしばらくつづく

2019年02月24日 12:44 by bycomet

 インフルエンザ、今シーズンはかなり大きな流行でした。外来はなかなか忙しかったですね。

 検査や治療について物議を醸しだすのは、この季節の風物詩のよう。巷ではバロキサビルマルボキシル(商品名 ゾフルーザ)の話題でもちきりだったようですが、ぼくはほとんど処方しませんでした。

 そのかわり、ぼくの今シーズンのトピックは、治癒証明書でした。このあたりにも書いていますので、興味がある方はご一読ください。

医療の古き慣習は変えられるか? / 地域医療ジャーナル

治癒証明書の慣習は変えられるか?|地域医療編集室|地域医療ジャーナル|note

 治癒証明書がなくなるだけで、外来の業務は減り、外来混雑のピークアウトもかなり早まった印象です。あくまでも個人的な印象ですが。

 

出席停止期間は社会的に決められている

発症5日かつ解熱後2日

 さて、治癒証明書が話題に上るようになると、このような質問を受ける機会がふえました。

質問 インフルエンザはいつまでうつるんですか?

 

 もちろん、出席停止期間は決められたとおりで、説明もこのようになります。

インフルエンザにかかったときは、学校保健安全法施行規則によって「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」学校や幼稚園を休むことが定められています。

 それでも、なんとか家族内発症などを防ぎたいと、ウイルス排出期間まで気にされる方もちらほらおられます。すなわち、発症から5日経過すると(つまり発症6日後には)本当にうつらなくなるのか、というご質問ですね。

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