地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2021年02月号 vol.7(2)

[告知] Quotomyのご紹介

2021年01月24日 11:07 by bycomet

地域医療ジャーナル読者の皆様、はじめまして。

医師と医学知見の新しい出会い方を提供するサービスQuotomyを運営しています、大谷隼一と申します。

皆様もご存知のとおり、膨大な医療情報の渦に巻き込まれ、現代社会で本当に信頼のおける医療情報を手に入れるのは簡単ではありません。
医学に関する情報はどうしても非対称性が強いため、情報弱者にとって不利な状況になりやすく、トンデモ医療を信じてしまう人が跡を立ちません。

自分は医師としての経験や受けた教育から、医学的根拠がある情報を摂取するように努めることができています。
しかし、医学的根拠とは常に前進していくもので、むしろ自分たちで新しく作り変えていくものだという信念でわれわれ医師は臨床に立ち向かっています。
そうすると、「どんどん新しい医学的根拠が生まれていくのですが、医師は臨床で忙しく消化しきれない。」、そんな状況が続いています。
特に新型コロナウィルスの影響で医療従事者の大規模な集まりが難しくなり、まとまった医療情報や閃きを得る機会が急速に失われてしまいました。

この課題を体感していた頃、自分が医学論文を読んだことって自分の中で消化しているだけだな、と気付きました。
上手くアウトプットできてなかったり、誰にも伝えていなかったり、、、とてももったいないと思いました。
そこで医師が論文読んだを可視化する場をつくることで、個々のアウトプットの質を上げたり、誰かが論文を読もうとするきっかけになったり、これまでの検索エンジンを用いた医学知見との出会い方とは異なる探索的な価値が生みだせる気がしました。

そんな思いで、医師が「論文読んだ」を可視化する医学知見共有サービスQuotomy(https://quotomy.com/home)を作っています。
医師限定のサービスで、まだ全ての診療科の情報が集まっているわけではありませんが、少しずつコミュニティの型が形成されてきている状況です。
医師以外の方にも使っていただくのはまだ先になりますが、目指している世の中がどうなっていると幸せかというゴールは、地域医療ジャーナルさんと近い思いがあると感じています。
医師であっても玉石混交の医学情報が溢れた現代は難しいもので、根拠に基づく医療を上手く活用できるような世の中に近づけるように励んでいきたいと思います。

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