情報は誰に向けられたものでしょうか。
人は関心があることしか見えないものです。
医療や健康について、ふだんからよく考えて生活している人は、たぶん少数派でしょう。
多数派は無関心だからこそ、情報から遠く離れています。
情報発信しても、関心がある少数派にしか届かないのです。
情報を届ける限界がここにあります。
情報が効率よく集められるようになったとしても、
関心と情報の間、情報と解釈の間、解釈と行動の間
ここを埋めるのは簡単ではありません。
関心のない多数派にとっては、
あまり労力をかけずに
関心から行動に直接つながったほうがいいはずです。
そこをつなげるのが専門家の役割となるでしょう。
関心の接点となるきっかけをつくりたい。
今月も連載記事をごゆっくりお楽しみください。
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