[新連載] 患者と図書館-市民が医療・健康情報を得るために- 第1回 公共図書館
記事テーマ:患者と図書館
聖隷佐倉市民病院図書室 山口直比古 1 はじめに誰でも病気をするし、病気になったときには病院へ行くことになります。そこでは、自分の状態や治療方法について医師や看護師などの医療関係者から説明を受け、今後の治療方針などについて相談をします。医療関係者から患者への…
答えは見つからない。
だからこそ、
答えのない疑問に立ち向かおうとする。
もっと検索するのか、
自分で研究してみるのか、
それとも、あきらめるか。
結局、わからなかったことは多いんだ。
どうせわからないのなら、
そのままにしておくのか、
駄目元でやってみるのか。
医療とは曖昧で不確実なものだ。
もしかすると、どこかに人類の叡智が転がっているかもしれない。
インターネットを漂いつづけることは、
ぼくらの役割なのだろうか。
記事テーマ:患者と図書館
聖隷佐倉市民病院図書室 山口直比古 1 はじめに誰でも病気をするし、病気になったときには病院へ行くことになります。そこでは、自分の状態や治療方法について医師や看護師などの医療関係者から説明を受け、今後の治療方針などについて相談をします。医療関係者から患者への…
記事テーマ:医学と文学
はじめに今年8月8日、精神科医の中井久夫さんが88年の生涯を終えられました。もう、この世のどこにも中井さんがおられないと思うたびにさびしさがこみあげてきます。敬愛と感謝の思いを込めて、以下の一文を捧げます。 中井久夫さんを読む(康子の小窓 読書日記)中井さん…
記事テーマ:鍼灸と地域医療
読者の皆様、いつもご覧いただきありがとうございます。鍼灸師の木津と申します。今回は、 日本鍼灸理療専門学校の主任研究員の菊池友和さんに専門学校の教育現場である日本鍼灸理療専門学校について執筆いただきました。菊池さんは臨床はもちろん研究の分野でも熱心に活動され…
記事テーマ:世界の安楽死と医師幇助自殺の潮流
読者のみなさん、お久しぶりです。Spitzibaraです。フランスの映画監督のジャン=リュック・ゴダールさんが9月13日に、亡くなりましたね。91歳。スイスの自宅で自殺幇助機関の支援を受けて自宅で亡くなったそうです1)。フランスといえば、4月ごろに、かの二枚…
記事テーマ:ねこ学
はじめに今回は眼科領域のおくすり情報です。薬の飲み合わせが重要であることは一般の患者さんもご存じかと思いますが、過去の服用情報も大事です。うっかり見落としそうになるピットフォールかと思いますのでしっかりおさえておきましょう。ねこと学ぼう、おくすり情報 第9話…
記事テーマ:EBM実践編
「この情報検索、誰かやってくれないかな。」 時間のない診察室、日々感じることが解消できないでしょうか。 海外の事例をもとに、新たなプロジェクトを実現させたい。 疑問の60%が未解決に「この情報検索、誰かやってくれないかな。」時間のない診察室で、日々感じる…
記事テーマ:編集部から
今月号から、新連載がはじまりました。図書館司書は一般市民や患者に近い立ち位置で医療情報をつなぐ、重要な役割を担っていると感じます。 これから、どうぞよろしくお願いします。さて、巻頭は本文からのリンクで出会ったこちらの言葉に触発されました。 原文のまま引用…
「世界なんて簡単に変わるはずがない」 多くの人は疑いようのない事実だと考えてい…
渦中にいると気づかないぐらい ささいな判断の違いが 後になって大きかったとわか…
人らしさ それは人間が持つ、魅力的で神秘的なもの。 その聖域が 人工知能(AI…