地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2019年12月号 vol.5(12)

レジリエンスの高い医師になる方法:antifragility(反脆弱性)を最大化する13のスキル

2019年11月26日 13:51 by MOura

連載早々で、一カ月飛ばしてしまいました。病院家庭医の大浦です。
今月はBritish Journal of Hospital Medicineという病院総合診療の雑誌に「医師のレジリエンスを高める13の方法」という記事があったので紹介させていただきます。

そもそもレジリエンス(resilience)は「回復力」とか「復元力」とか訳されることが多く、困難な状況に遭遇した時に、落ち込んで停滞するのでなく、そこから復活して良い方向にもっていく力のことです。物質の「弾力性」という意味もあり、力を加えて変形させてもすぐ元の形に戻る性質を人に置き換えるとイメージししやすいかもしれません。

この“resilience” を備えている状態を “resilient” と表すのですが、人や組織が “resilient”であることの大切さが、ビジネスの世界でも注目されています。ストレスや失敗・困難な状況に直面したときに、くじけてしまったり成長が止まってしまわないで、そこから問題点を見つけ出して解決・成長へ持っていけるという能力が重要視されているからです。

良く誤解されがちなのですが、レジリエンスの意味は「打たれ強い」や「心が折れない」と思われがちですが、意味が違います。どんな衝撃にも耐えられる強さが大切なのではなく、衝撃に打ちのめされても「すぐに元に戻れる、いい方向にもって行ける」力が大事なのです。

そんな予備知識を踏まえて、医師のレジリエンスを高めるために必要なことはどのようなものでしょうか?本文を読んでいきましょう。
(注)本文は医師に対して向けたものでしたが、一般化できるものと考えてください。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

[新連載] RFIDを使った看護師と医師の行動パターン研究

2019年10月号 vol.5(10)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2019年11月号 vol.5(11)

情報は誰に向けられたものでしょうか。 人は関心があることしか見えないもので...

2019年10月号 vol.5(10)

絵を描こうと思って 描いてみたら 最初のイメージと全然ちがったものになり ...

2019年09月号 vol.5(9)

世界を広くとらえるには どんな方法があるのだろう 自分たちの世界を知ってほ...