読者のみなさま、今月号も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お忙しい中、ご寄稿いただきました記者のみなさまには、感謝申し上げます。
創刊5年、そして6年目へ
本誌は今月号の発行をもちまして、創刊5年を迎えました。
読者および記者のみなさまに支えていただいたお陰です。この場をお借りして感謝申し上げます。
さらなる充実した誌面となりますよう、6年目も努力していきたいと思います。
これからも末永く、どうぞよろしくお願いいたします。
従来の価値観の見直し
春の嵐は、静かに押し寄せています。
新型コロナウイルス感染症は世界で猛威を振るい、医療の形を変えています。小さな医療機関でさえ、日常診療は大きく様変わりしました。
外出自粛もはじまり、街の様相も変化しつつあります。誰もいなくなった街をテレビで眺めながら、変わり果てた姿に落胆し、出口を見失っているよう。
見えない脅威を発端として、医療分野ばかりではなく、世界のあらゆる分野で「従来の価値観の見直し」が迫られているようです。
混乱の真っ只中、医療者としては情勢を見極めながら、まずは冷静に感染拡大防止に努めていきたいと思います。
そして、これからの医療にどう向き合っていくのか、本誌のスタンスとしては拙速に情報発信するのではなく、正面からじっくりと取り上げていきたいと考えております。
状況をよく見極めた上で、今後の展開を模索していきたいと思っております。
地域医療編集室、メンバー募集中
オンラインコミュニティもひとつの転機を迎えています。
リアル(対面)ではない「つながりの存在意義」は、さらに高まったと感じています。
地域医療編集室では、「エビデンスのやさしさと、癒し手のあたたかさ」をもって医療を変えていこう、というコンセプトに賛同するメンバーを募集しています。
まだまだ小さな活動ですが、メンバーで意見交換しながら、ひとつひとつ構想を実現させていきたいと考えております。
参加には月額料金を設定させていただきますが、参加資格要件はありません。医療に従事していない方も広く募集しております。
特に、医療における「エビデンス・情報発信・芸術」の活用、のいずれかの分野に関心があり、楽しく積極的に参加できる方が適しています。
新しく医療に関わる活動や仕事を検討している方にもおすすめします。ぜひ、ご検討ください。
詳細はこちら。
なお、2020年4月以降に計画しておりましたいくつかの主催イベント(未公表)は開催延期・保留としております。
時期をみて、あらためて企画したいと思います。
それでは、今月はこのあたりで。また来月、お会いできることを願っております。
2020/3/31 一部訂正しました。
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