地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2023年3月号 vol.9(3)

「現象学的医療」に関連する記事

ポリファーマシーとは何なのか~その定義を巡る考察〜

ポリファーマシーという言葉も広く世間に認識されてきたように感じています。控えめに言っても過剰処方であるとか、多剤併用という言葉に問題意識を持つ人は、医療者のみならず、一般の方も含…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2017年12月号 vol.3(12)

クスリのリスク〜その分類、認識、評価〜

「副作用」という言葉は薬の有害性を語るうえでとても馴染のある言葉です。そしてこの「副作用」は、一般的には否定的な、つまり好ましくない結果を示す言葉として用いることが多いように思い…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2017年11月号 vol.3(11)

[原著] 薬剤効果の構成的実在論

[著者]医療法人社団 徳仁会 中野病院 薬局 青島周一[抄録]薬剤効果の記述をめぐり、例えば、薬理学的作用機序(理論)に基づく合理主義的な考え方と、臨床疫学的知見(現象)に基づく…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2017年1月号 vol.3(1)

開かれた医療とその敵

[はじめに]開かれた医療とは何か。それは端的に言えば”多元主義的”な医療と言えるかもしれない。「開かれた医療」にとって、何が正しい医療で、何が誤っている医療なのか、そういった明確…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2016年11月号 vol.2(11)

医療は人を癒せるのか~“医療化”に存在しうる「差別」と「希望」について~

医療は人を癒せるのだろうか。例えば、病気の早期発見が”正しい医療のあり方である”、というような考え方は、「医療が人を癒すものである」という前提の上に成り立っている。こういった考え…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2016年10月号 vol.2(10)

「事例から学ぶ疫学入門」第10回:薬が効くとはどういうことか~薬剤効果の3世界論~

薬剤効果の記述方法について、前回は統計的仮説検定を取り上げました。臨床試験(ランダム化比較試験)により示された薬の効果が、偶然によるものなのか、それとも必然によるものなのか、5%…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2016年07月号 vol.2(7)

ビタミンサプリメントの有効性 ~サプリメントが効くとはどういうことか~

これまで、この連載では主に健康食品などを取り上げ、その有効性をあらためて検証しなおす中で、その効果の曖昧性というものを明らかにしてきました。しかしながら、それでも人によっては効果…

  いいね!   syuichiao syuichiao from 2015年08月号 vol.1(6)

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2023年2月号 vol.9(2)

渦中にいると気づかないぐらい ささいな判断の違いが 後になって大きかったとわか…

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人らしさ それは人間が持つ、魅力的で神秘的なもの。 その聖域が 人工知能(AI…