地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2020年07月号 vol.6(7)

情報の見え方を考えて自分で作る!インフォグラフィックのコツ【第1回】

2020年06月25日 11:05 by noriyoshi_kawana

こんにちは。デザイナーの川名です。医療分野を専門に扱っていて医薬品、医学書、医療施設、官公庁や教育機関などの仕事をしています。医療に関わる情報が的確・正確に伝わることに、グラフィックやウェブのデザインを通して携わっています。

多くの方々は情報を「読む」ことに慣れていると思います。でも、言葉で説明するとヘンなものもあって、それでもまかり通っていることって結構ありますよね。

百聞は一見に如かずとも言います。情報は読むばかりではなく、見られるものでもあるのだと思います。

「読む」より「見る」ほうがわかりやすい、「書く」より「描く」方が伝わることって、結構あるんじゃないでしょうか。

 

情報の構造化−読む情報から見る情報へ

テキストを直線的に並べるのは、多くの方が使っている最もシンプルな情報の構造化だと思います。

今読んでいるテキストを構造的にみるならば、文字の列で文章を作っていく、直線的に配置された情報ということになります(言葉で説明するのも変ですが)。

この形は情報を効率的に伝えるのに、なかなか良く出来たものですよね。インターネットは情報が共有されるスピードを加速させましたが、情報そのものが持つ基本的な骨組みは、万葉集や源氏物語よりもっと以前からほとんど変わっていません。

日本の俳句は五・七・五の十七音で世界を表現し 、Twitterは140文字制限、テキストデータ量だったら280バイト。その程度ならば、地球の裏側までまさに一瞬で飛ばすことができます。

しかしシステムにとって効率的・好都合であるということは、必ずしも受け手が情報を効率的に理解するということではありません。Twitterが日常的に炎上ネタをばら撒くのも、構造そのものに何かしらコミュニケーション不全を起こす要素が存在するからです。今の所それを解決する方法は見つかっていませんが、Twitterも一つの構造であり、問題はあれど情報にアプローチする魅力的な手段なのだと言えます。

繰り返しになりますが、情報は読むばかりではありません。今回から、情報を構造化するための様々な「型」を考えていきたいと思います。

 
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