正直者が馬鹿を見る? 〜ダーゼンⓇの販売中止を振り返る〜
記事テーマ:企画特集
0.はじめに 今月はスピンオフ企画「冷酷なエビデンス」なんだそうです。読者の皆様はこの言葉を聞いてピンと来ますか?そもそも「エビデンスは冷たいのか温かいのか」みたいなテーマを考える人ってやはりセンスがあるなあと感心してしまったわけですが。エビデンスって単純…
高齢化社会を迎え、医療に対する過度な期待が蔓延している現代。
それを裏切るかのように、医療の効果が乏しいという医学論文が次々と発表されています。
そんな「冷酷な」エビデンスについて、ふりかえって考えてみようという企画です。
期待の治療に効果がないとわかった時、人はどうするのか。
医療者の真価が問われる場面なのかもしれません。
本当に冷酷なのはエビデンスか、それとも医療者か。
記事テーマ:企画特集
0.はじめに 今月はスピンオフ企画「冷酷なエビデンス」なんだそうです。読者の皆様はこの言葉を聞いてピンと来ますか?そもそも「エビデンスは冷たいのか温かいのか」みたいなテーマを考える人ってやはりセンスがあるなあと感心してしまったわけですが。エビデンスって単純…
記事テーマ:医療と音楽
近年、日本では、医療に関するでたらめな情報がネットやメディアに溢れている。16年ぶりにアメリカから帰国したとき、私はこの現状に驚いた。音楽療法も例外ではない。音楽を聴くだけで「がんが治る」、「頭が良くなる」、「認知症にならない」というような話をよく耳にする。…
記事テーマ:企画特集
8月末、メリーランド州の訴訟をめぐって、ちょっと面白いニュースが目に付きました。「母乳育児とミルク育児、どちらがよいか」という論争は、私が娘を生んだ30年前にもありましたが、米国でも今なお続いているようです。子どもが生まれた直後に別れたカップルが争った訴訟で…
記事テーマ:企画特集
心血管アウトカムに対するスタチン系薬剤は、一次予防、二次予防ともにその有用性が広く認められている薬剤である。[1]~[8]これまでに報告されているエビデンスという観点からすれば、多くの慢性疾患用薬の有効性がそれほど顕著なものでない中で、スタチン系薬剤は一貫し…
記事テーマ:企画特集
私が勤めている薬局は総合病院の処方せんを受け付けることが少なく、抗がん剤の処方せんを応需することがないのですが、がん治療(化学療法)を受けている患者さんが来局されることもあります。最近では、お薬手帳に病院で投与されている抗がん剤のレジメン(投与量・期間・手順…
記事テーマ:メンタルヘルス
今や、うつ病になると「抗うつ薬」というものを飲んで治療する、というのは多くの人が知っているところかと思います。うつ病というものは脳内に内因的な異常(目には見えないし検査でもよく分からないけれど神経機能や伝達に関して存在する何らかのトラブル)があってうつ病にな…
記事テーマ:編集部から
「地域医療ジャーナル」では、学術論文の投稿を募集しています。掲載された原著論文 2017年1月号 vol.3(1) [原著] 薬剤効果の構成的実在論 2016年10月号 vol.2(10) 企画特集 読者投稿:医療は人を癒せるのか? ※原著論文と同じ…
「世界なんて簡単に変わるはずがない」 多くの人は疑いようのない事実だと考えてい…
渦中にいると気づかないぐらい ささいな判断の違いが 後になって大きかったとわか…
人らしさ それは人間が持つ、魅力的で神秘的なもの。 その聖域が 人工知能(AI…