のっけから宣伝となって恐縮ですが、8月20日に新著『殺す親 殺させられる親 ~重い障害のある人の親の立場で考える尊厳死・意思決定・地域移行』(生活書院)を上梓いたしました。
とりわけ第3部「『無益な治療』論を考える」は、こちらCMJで「無益な治療」論について何度も書かせてもらいながら、考えを深め整理して書くことができたものです。その他、やはりこちらで書いてきたテーマである安楽死・尊厳死、脱施設論をめぐる対立、ケアラー支援や親の高齢化についても、書きこんでみました。
お手に取っていただければ、またお近くの図書館にリクエストしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
この本の第4部は「親であることを考える」。その第4章「『親を「ケアラー」として支援する』という視点」の最後に、付録として日本ケアラー連盟が仮訳した「デンマークのケアラー憲章」を全文掲載しました。私の知る限り、全文掲載は本邦初ではないかと思います。 そこで今月は、このデンマークのケアラー憲章をご紹介することにしました。
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