地域医療ジャーナル ISSN 2434-2874

地域医療ジャーナル

2021年10月号 vol.7(10)

ねこでも読める医学論文 番外編「ねこと考えるノセボとプラセボ」

2021年09月27日 15:38 by ph_minimal

はじめに

 今回は特集号「ノセボとプラセボ」ということで、ねこ薬剤師たちにこのテーマについて語ってもらおうと思います。

 

ねこでも読める医学論文 番外編「ねこと考えるノセボとプラセボ」

 

 

はかせ「オーナーから指令が届いた」

みに丸「またですか…」

はかせ「『ノセボとプラセボについて語ってくれ』と言っている」

みに丸「めんどくさいな。無視しましょう」

はかせ「きみ、すごいな。オーナーは我々の雇い主だぞ」

みに丸「そういえばそうでした。オーナーが『偉い人』だということをすっかり忘れてました」

はかせ「影の薄いオトコだしなぁ…。まあ、それはさておき、ノセボ効果やプラセボ効果については、今年に入ってから話題にしていたネタなので、今まで読んだ論文を振り返ってみようじゃないか」

みに丸「おっ、なんだかんだ指令に従うのですね。しょうがないからぼくも付き合ってやるとするか」

はかせ「きみは一番下っ端のくせに『偉そう』だな」

 

 

~ノセボ/プラセボとは?~

はかせ「まず、ノセボとプラセボについておさらいだ」

みに丸「プラセボ効果はみなさんご存知のやつですよ。ニセ薬なのに効いちゃったっていうやつ」

はかせ「ざっくりしているが、まあいいだろう。ノセボは?」

みに丸「逆です。ニセ薬で副作用が出ちゃうやつ」

はかせ「またまた、ざっくりしているがOKだ」

 

 

~プラセボ効果は味覚にも影響する?~

ねこ読め第27話(https://cmj.publishers.fm/article/23099/

 

はかせ「思い返せば、プラセボネタを話題にしたのは『ねこ薬局忘年会』がお初だったな」

みに丸「思い出した!みんなでよってたかってぼくを騙した!」

 

~ざっくり回想~

みんなで「高級ワイン」を頼んだら、みに丸だけが「美味しい」「味の違いが分かる」と調子に乗っていたので、ジム美さんが「こいつは本当に味の違いが分かっているのか?」と疑い、別の安物のワインを「最高級のワイン」だと嘘をついてみに丸に飲ませたところ、「高級ワインよりもさらに美味しい!味も匂いも格別だ!」と値段が高いと誤認したことによるプラセボ効果を味わった。そして、ワイングラスを片手に悦に浸るみに丸をみて、ジム美さんとはかせが「プークスクス」と笑っていた。という忘年会での出来事である。

※詳細は第27話をご参照ください

~~~~~~

はかせ「あれはおもしろかったな!ジム美さんはいたずらっ子だよ」

みに丸「いたずらですむものか。ぼくがイジメだって訴えたら、ボスとジム美さんは世間からフルボッコですよ!」

はかせ「フルボッコこそイジメじゃないか…。そんなことより図解を見直してみよう。中身はぜんぶ水道水だというのに、ラベルによって味の違いを感じたようだ。水道水とラベルをすると味が悪く感じたようだね」

みに丸「水道水ってやっぱり印象がよくないんですかね。パッケージだけで味が悪いと感じてしまうなんて」

はかせ「これはプラセボ効果っていうか、味覚の誤認って感じがするけどね。でも、不思議なもんだよなぁ。ワインのソムリエとかなら騙されないのかね」

みに丸「ふーむ、ぼくはソムリエ並みのセンスの持ち主だと思っていたんだけども」

はかせ「ぜんぜん、味の違いがわかってなかったじゃないか」

みに丸「もうその話はやめてくれ!」

はかせ「はっはっは~、ごめんごめん」

 

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